【登壇レポート】代表の丸山がPR TIMES新卒社員研修を担当いたしました
2026年4月23日(木)、株式会社PR TIMESの新入社員研修において、弊社代表の丸山が講師を務めました。
本研修は、これから広報担当者を顧客として支える新卒社員の皆様に向けて、広報の基本的な役割や業務の全体像を理解するとともに、日々自社の価値を社会へ届けようと奮闘する広報担当者のリアルな現場を知っていただくことを目的に実施しました。
プレスリリース1本の裏側にある見えない努力やプレッシャー、日々直面する悩みや葛藤など、現場で働く広報担当者のリアルに触れることで、理解と共感を深め、今後それぞれの立場で“行動する人を支える”視点を育んでいただく機会となりました。

今回の研修では、事業広報・フリーランス広報・メディア担当者という立場の違うゲストをお呼びして、多角的な視点から広報のリアルを学んでいただきました。
メイン講師

株式会社MICHIYUQ 代表
丸山 悠未 (Xアカウント:@yuu3_maru3)
上智大学文学部新聞学科卒。新卒で大手旅行会社での法人旅行の企画営業、経営コンサル事業のベンチャーでの企画職を経て、 EC、通販のマーケティング支援を行うスタートアップでひとり広報として広報部門の立ち上げを担う。2024年4月にMICHIYUQを創業し、マーケティングと連動し広報支援を行う。PR TIMES公認プレスリリースエバンジェリスト。
PRSJ認定PRプランナー。
ゲストスピーカー

NHK「午後LIVE ニュースーン」担当 フリーTVディレクター
原田大輔さん
1972年生まれ。大学時代にNHKでリサーチャー・フロアディレクターのアルバイトをしたのがテレビ業界に入ったきっかけ。20代は主に音楽番組を制作。
2000年に編集マンに転身しテレビ朝日「スーパーJチャンネル」等を担当。
約7年後にディレクターとして再出発し、NHK「ニュース シブ5時」
「ニュースLIVE!ゆう5時」を担当。「投資詐欺の実態」や「子どもたちの無人島サバイバル」など密着取材が得意。
2015年に制作会社から独立しフリーランスに。

フリーランス広報
高橋 春香氏
(Xアカウント:@haruka_asmg)
通販企業およびメイク・スキンケア領域の化粧品メーカーで営業を経験。
その後、スキンケア中心の化粧品メーカーにて広告宣伝および健康食品領域のマーケティングを担当。健康食品メーカーでは1人広報としてPRを主導し、認知向上・メディアリレーションを推進。
不動産テック企業では1人目広報として機能立ち上げを担いIPOを経験。Web3×エンタメのスタートアップでは、社内PR・オンボーディングを企画・推進。
2025年10月に独立し、「働く環境・働き方を支える」企業を中心に、広報戦略から実行まで伴走支援を行う。

learningBOX株式会社広報
佐藤友紀さん
(Xアカウント:@cocoronista)
クリエイティブ業界特化の人材会社でクリエイターのキャリアアドバイザーとして14年勤務後、自主的にマーケティング部署へ異動志願しマーケター兼広報に。
クリエイター集客のマーケティング施策の企画・実行。
それに伴う広報活動を担当。
2024年4月よりlearningBOX株式会社の事業広報として活躍中。
当日スケジュール
09:30 オープニング・自己紹介
09:40 広報戦略の基礎(PRとは?/広告と広報の違い/PRを航海で捉える/PESO理論 )
10:40 トークセッション①「刺さる企画の作り方」
11:45 メディア掲載事例の紹介
12:00 ランチ交流会
13:00 トークセッション②「広報のリアル(フリーランス×事業会社)」
13:45 ワークショップ「2026年のトレンド×メディアアプローチ」
14:45 クロージング
広報戦略の基礎
広報の役割や広告との違いなど、広報に関する基本的な考え方をお伝えしました。
また、「プレスリリースを配信する」「SNSを運用する」といった施策はあくまで広報活動の一部に過ぎません。「戦略なき施策は、単なる思いつきに過ぎない」というメッセージを強調させていただきました。
丸山自身が現場で培ってきた経験をもとに、以下の3つの柱を中心にお話ししました。
1.PRの本質

単なる情報発信ではなく、社会の価値観や人の行動を変えていく取り組みである。
2.地図と羅針盤

広報の戦略づくりは、目的地とそこにどのように向かうかといった「指針・方針」を明確にすることからはじまります。
3.PESO理論

4つのメディアに分類し、定めた広報戦略に伴い、どのメディアに注力すべきかを決めていきます。
トークセッション

続いてのトークセッションでは、TVディレクターの原田大輔氏を招き、「メディアが本当に求めている情報は何か?」を深掘り。15秒で判断されるプレスリリースのシビアな現場や、取材したくなる企画の境界線を学びました。

また午後には、事業広報とフリーランス広報という立場の広報担当2名が登壇。予算確保や社内理解といった苦労から、社会に認知が広まった瞬間のやりがいまで、現場の「生の声」を共有。新卒社員の皆様が研修後に対峙するお客様の姿を鮮明にイメージできる時間となりました。
ワークショップ:2026年のトレンド × メディアアプローチ


最後に行われたのは、話題の社会事象をメディアアプローチの切り口に落とし込むワークショップです。「猛暑」「AI」などのテーマをもとに、架空のサービスを企画。丸山を含む3名の広報プロフェッショナルが実務目線でフィードバックを行い、情報発信における「戦略→施策」の思考プロセスを体感いただきました。
参加者の声
研修後、参加した新卒社員の皆様からは、力強い感想が寄せられました。
「戦略が先、施策は後」という言葉が印象的でした。
プレスリリースは広報戦略の一部であり、まず「どんな価値観を伝え、誰の行動を変えるのか」という目的地(地図)と指針(羅針盤)を考える重要性を学びました。お客様にどのような価値を提供できるかを大切に、これからの業務に取り組みたいです。(Iさん)
広報に関わる方々への解像度がさらに高まりました。
メディア、フリーランス、事業会社という三方向の視点からお話を伺えたことで、広報の仕事を細分化して想像することができました。また、メディアの方から直接「トレンド=世の中の方向性」であると伺ったことを意識し、自分なりのPRの形を見つけていきたいです。(Sさん)
PR TIMESの存在意義を再確認する機会になりました。
広報のゴールが人の行動に変化を起こすことなら、PR TIMESはその有力な手段です。単に手段を提供するだけでなく、お客様に「地図と羅針盤」まで示せる存在になれれば、私たちの存在意義はより高まると強く感じました。(Hさん)
今回出会った新卒社員の皆様のように、熱意ある次世代のプレイヤーがその力を最大限に発揮できるよう、私たちはこれからも実務に即した知見の伝承を行い、広報業界全体のさらなるアップデートに貢献してまいります。
